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どうなる!?住宅ローン!!
こんにちは、スタッフの桑上です。
みなさんご存知の通り先月日銀が金融政策決定会合でついにマイナス金利の解除を発表しましたね!
これによっていよいよ17年ぶりの利上げが始まります!
とはいえ、じゃあ今後住宅ローンの金利はどうなっていくのか…
ニュースやインターネットの記事など各所で色んな情報が飛び交っていますが、このような時こそ正しい情報を掴んで損をしないようにしたいですよね!
情報を精査する上でのポイントは『事実』と『最悪のシナリオ』をしっかり掴んでおくことです!
みずほリサーチ&テクノロジーズ試算では2026年度には変動金利は2.9%まで上昇するといったことも予想されていますが、
実際には『いつ』『どれだけ』金利が上昇するのかは誰にも分かりません。
これはあくまでも推測なんです。
色んな有識者の方たちも「急激には上がらない」と言ってみたり、「まだ変動金利で大丈夫」と言ってみたり、はたまた「もう変動金利は危ない」と言ってみたり、本当に様々な意見・推測で溢れています。
ただその中で一つだけ言えることは、
『マイナス金利が解除された』という『事実』と、金利が上昇した時の『シナリオ』はハッキリしているということです。
例えば一つの『シナリオ』をご紹介すると、
変動金利でローンを組んでいる途中で金利が推測のように3%ぐらいまで上昇したケースです。
金利が上昇しても変動金利の場合『5年間は支払額が変わらない』というルールがありますので、月々の支払いが急に増える事はありません。
ただしそれは実はメリットばかりではないんです…
支払いは変わらなくても利息支払分と元金返済分の内訳は変わります。
そうするとどういう事が起こるのか…
本来計算上の5年後の借入残高よりもずっと大きい額が残ってしまいます。
そしてさらに『1.25倍ルール』によって支払額が抑えられてしまうと、月々の支払いのほとんどが利息という事が起こる可能性もあるんです。
そうなってしまうと
何千万という借入なのに『利息』ばかりを払って『元金』が減っていかないなんていう考えるだけで恐ろしいことだってあり得る訳です。
大事なのは情報を精査して『事実』を掴み『最悪のシナリオ』に向かった場合でも、その対策を事前に準備することです!
最悪の状況が起きてしまっても『自己責任』としかなりません!
そうなる前にしっかりと知識をつけて、私達と一緒に対策を準備して安心できる計画を立てていきましょう!
社会情勢の潮目が変わるタイミングの今は特に大事な時期ですので、
ぜひお気軽におうちの買い方相談室長崎店にご相談ください!